高血圧の改善は、体質や生活習慣といった個人差が大きく、一様にどれ位と期間を定めるのは困難です。しかし、重度でも継続的に高血圧の改善に取り組むことで、体の状態や症状を快方に導くことが出来ます。高血圧と診断されても、軽度なら早くて2週間程で、数値の変化や改善効果の実感に結び付くことがあります。つまり、高血圧改善の最低期間は、軽度だと少なくても2週間、平均的には1ヶ月を目安に取り組むことがポイントとなります。

一方、重度の場合は軽度よりも個人差が広がりますから、改善に取り組む最低期間は長めに設定して、焦らず気長に少しずつ改善を目指すと良いでしょう。重度といっても、比較的軽度に近いケースでは、半年から1年の期間で目に見えて改善することがあります。勿論、健康的な食習慣であったり、適度な運動を心掛ける条件が前提です。ただ、体に無理の掛からない生活を始めれば、状態は緩やかでも確実に改善へと向かい、重度の高血圧から軽度と判定されるようになる可能性が高まります。血圧はある種の生き物なので、生活が変われば高血圧になったり、逆に落ち着いて軽度な状態を維持出来ることも珍しくありません。

生活、あるいは精神状態の影響を受ける高血圧ですから、常日頃から体の状態に注意を払い、負担が軽減される日々の過ごし方を実践することが必要です。軽度の場合、最初の2週間は取り組みのテスト期間として、体に合う改善方法か確認してみることをおすすめします。高血圧状態から数値的に安定して、更に無理なく続けられると感じられるのであれば、体に合っているのでそのまま続けても良いと判断出来ます。重度の高血圧はもう少し慎重に、最低期間を1ヶ月と定め、1ヶ月毎に変化を見て高血圧の改善を目指すのが理想的です。焦っても結果は出ない、これが重度の特徴であってネックとなりますから、期間を長めに想定しつつ気持ちに余裕を持たせることが肝心です。

正しく高血圧を理解して、改善に役立つ取り組みを継続して行えば、1年後には軽度、重度を問わず目に見えて数値が良くなっているはずです。期間に個人差はありますが、軽度か重度なのかを踏まえた上で、最低期間を目安に改善を始めることがおすすめです。取り組み方によっては、数日で高血圧が重度から軽度になった、という口コミも少なからずあります。ただし、短期間で重度の状態が良くなっても、それが継続的な効果であるかは別問題ですから、長期的な期間で取り組むことが重要です。

高血圧治療薬は一生飲み続けなければならない?

一度高血圧になったら、血圧を下げて安定させる為に薬を一生飲む必要はあるのか、これは誰しも疑問に思う問題です。結論を先に出すと、一生薬を飲み続ける人は稀で、多くの場合は断続的に服用するに留まります。血圧は何時でも簡単に変動しやすく、時には改善の取り組みを行うことで、薬以上の効果を発揮するケースもあります。基本的には、血圧が下がって安定さえすれば、薬の服用を中断して様子を見る段階に移行するでしょう。このまま状態が長く安定し続け、高血圧ではないと医師が判断すると、患者は晴れて問題を克服したことになります。当然ながら、油断は軽度の高血圧を再発させたり、重度まで悪化することもあるので、薬を担当医に無断で中断するのは厳禁です。薬の服用は、必ず医師の下で始めたり、相談しながら減薬や中断を決める必要があります。

一生薬を飲み続けることになるとしたら、それは患者が医師の言うことを聞かず、薬の服用がいい加減で悪化する場合があてはまります。初診が軽度だとしても、数十年単位で不摂生を続ければ、やがて重度と診断されてしまってもおかしくありません。そうなると、薬は実質的に一生飲み続けることになり得ますから、悪化を防ぐ為にはまず、早期の診断と状態に合わせた生活習慣の改善が不可欠です。時に、薬は内臓や血管に負担を掛けることがあるので、服用期間に関わらず、定期的に医師に状態を確認してもらうことが大切です。